悠久の時を越えても残る墨の実力と本多豊國先生が語る絵の本質

墨絵画家・本多豊國先生は、伝統と革新を融合させた墨絵界の第一人者であり、
国内外で活躍するアーティストです。りんりんフェスタで多様性に配慮したイベント
「みんなで一緒に!」を実現させるために特別公演です。

先生の地元昭島市ではすべての小学校で墨絵ライブが行われ、ギネスへ挑戦なども行われてきました。また三越や靖国神社で行われた事もあり、「アメリカ50」州をまたいでの公演も行われてきた稀代の画家です。
参加いただける子どもたちに、先生からのメッセージ
「絵」のちゃんとした見方を教えますね。
それは「うまい」とか「へた」とかではなくて、
『自分がいいなあ』と思うのを『いい』ということです!
これが全部の事に言えます。そして一番大切な事です。多分!(原文のまま)

墨絵画家として
墨の線に魅せられてた本多豊國さんの歩み
1945年、東京都墨田区に生まれた本多豊國さんは、もともと油彩画を描いていました。しかし、1971年に訪れたモンゴル・ゴビ砂漠の寺院で、色彩が剥落した仏画の墨線に衝撃を受け、墨絵の道へと転向します。「色は消えても線は残る」という気づきが、墨絵画家としての転機になりました。
*以来、多くの賞を受賞するとともに、伝統の継承・普及にまた日本文化の海外普及に活動されています。

巨大壁画「大涅槃図」とUSA50プロジェクト
本多さんの代表作のひとつが、京都・禅定寺に描かれた巨大壁画「大涅槃図」(縦8m×横45m)。1995年から1999年にかけて制作され、44体の観音が涅槃を囲む壮大な構図は、墨絵の可能性を大きく広げました。
2001年からは「USA50」プロジェクトを開始。アメリカ50州を墨絵で描くという挑戦で、伝統的な日本の技法を通じて異文化を表現する試みです。
墨絵ライブと国際的活動
本多さんは「墨絵ライブ」と称し、観客の前で即興で大作を描くパフォーマンスを国内外で展開。アメリカ・シアトル桜祭りやカリフォルニアのアートフェスティバル、日本橋三越本店などで高い評価を得ています。
また、台湾やアメリカでのワークショップや講演を通じて、「墨絵とその心」を世界に伝える活動を
御年80歳を迎えても精力的に行っています。

墨絵は「元気で躍動する芸術」
本多さんは、墨絵が「侘び寂び」の象徴ではなく、「元気で躍動する芸術文化」だと語ります。老人ホームや学校などを訪問し、墨絵を通じて「楽しい・元気・気持ちいい」を届ける活動も展開しています。
地元昭島市の小学校などは全部回ったよと屈託なくお話されました。
豊國アトリエと地域とのつながり
2014年には千代田区神田神保町に「豊國アトリエ」を開設。ギャラリー兼ショップとして、墨絵の魅力を広く発信しています。また、昭島市在住の本多さんは、猫をモチーフにした作品でも知られ、地元観光案内所ではポストカードなども販売されています。

「かさじぞう」「三代目の自転車」表紙の絵
「くいしんぼうのハチ」「ねこむら」「MOMOTARO(ももたろう)」は絵本として作・画を
作家としての側面も見せてます
「だいたいは大丈夫!」「豊じいの墨絵日記」を刊行。
「四季の筆ペン画㊽のポイントを監修・発刊
墨絵の御朱印帳・昭島市のポストカード・ZIPPOライターねこ等販売中

りんりん交流会管理部 破月


コメント